スーパーとか住宅とか英語とか
スーパーとか:
アメリカはホント、太っちょの貧乏大家族が得をする世界で、貧乏人ほどドンドン太って行くというシステムが出来上がっているのが凄いと思う。
質はさておいて、とにかく量が増えれば増えるほど安くなるので、みんな質の良くないものをたくさん買う。かくいう私も太り始めて来てはいるんですけども、アジア人のDNAでは太ると言っても10kgか20kgか50kgか・・・100kgか・・それにしてもたかが知れてますってくらいこっちの人は太ってる。ホントにどこで服買ってるんだろうか。
広告を見ると、やれ普通に買ったら1ドルのジュース、10本買ったら5本ただでつけますよそれで1本あたり67セントくらいです、安いでしょ、みたいなトリッキーな事が延々と書かれているんですよ。肉や冷凍食品、アイスなどに多い気がします。
サンドイッチ屋さんのサンドイッチはとっても美味しいのに、美味しいパンは売っていないという不思議。美味しいパン屋さんがないです。パン好きな私としては辛いところです。
うちのダンナサマーは生姜焼きが大好きだから、私は薄くスライスしたポークがいつでも欲しいんだけどスーパーのお肉屋さんの薄くスライスのクオリティがいつもバラバラです。まあ良いけどさ。オレ薄いぜ!ってのがだいたい1cmくらいの厚さで売ってる。そういうコンセプトなんだよね。全体が。私痩せてるから大丈夫!って人が80kgくらいっていう雰囲気。
住宅とか:
私が住んでいるエリアは裕福エリアで、そのおかげで治安ももちろん非常に良いです。こちらでは賃貸物件や不動産は、安い=治安が悪いに直結しており駅近とか築浅の概念はほとんど存在していません。今はダンナの会社が用意したテンポラリーハウスに住んでいるのでここは超裕福エリアだと思います。多分家賃は2400ドル/月くらい。この半分くらいの所に引っ越さないといけないので、結構物件探すのが大変です。という訳で、不動産は東京と大して変わらないという。
来たばかりの頃、シアトルの大学に通う貧乏大学生と知り合って話をする機会があったんだけど、その貧乏大学生は「だって僕貧乏だし治安の悪い所にしか住めない」という事で、銃声とか誘拐とか、誘拐からの強盗(誘拐は人質のため)とか普通によくありますよとか言ってた。あとここ(通りがかったシアトルの工場地帯)は一見夜治安が悪そうですけど、実は悪いやつも近寄れないくらい暗いので逆に安全です(なんだそれ)みたいな事も言ってた。
ここワシントン州はマリファナが合法化した事もあり、色々な事に興味がある若い連中は大変だな・・・・とか思った。「僕はタバコもマリファナも絶対にやりませんよ!」とか言ってたけど、そういう事が合法的でも興味と自制と倫理の議題にあがらざるを得ないって状況が若い人にとってはすごく大変だと思う。自分の年になれば、社会的なルールの重要性とか経験とか空気を読んで判断する事が比較的容易だしね。特に今は立場が外国人だし。若さ自体にははそう言う事が考慮されないから心の中で(色んな所に思わぬ落とし穴があるぞ~道を踏み外すなよ~がんばれ〜がんばれ〜)と願うしかないです。
人と英語:
英語はホントに大変です。日に日に自分の発音が悪くなって行くのを感じる・・・。なんか試行錯誤しているうちに分からなくなって来ちゃうんだよね、自分でも。アサリ(Clam)が欲しくてもカニ(Crab)が出てくるなんて言うのはしょっちゅう。
「あ、海の幸つながり。っておい!(のりつっこみ」
出てきてもこれじゃない。って言えるようになってきました。
日常生活は私のレベル(旅行者レベル)でも全然何とかなります。というのも、ここシアトルは全米でもよく知られた"おしゃべり好きで打ち解けた人々"がいるシアトルだからこそ。びっくりするぐらいみんな勝手に話しかけて来てはじゃあね~って感じで去って行きます。
「何だったんだ・・・。」の連続。みんないつも不思議なくらいご機嫌です。謎です。怪しいアジア人(私)が近づいて来て何かワケ分からん事を言ってもちゃんと聞いてくれます。 とは言えそろそろ学校を探さないといかんです。マジで。
ポンド・ヤード法:
ほとんど無視してます。でも仕方なく使っているうちに、勝手に慣れると思います。一番使うのはお肉とかお惣菜を買う時の重さのポンドです。これは結構慣れてきました。お惣菜とかはクォーターポンドができればそれで、あとは1ポンド400gくらいなんでそれで覚えた。あとは気温50°Fが10℃くらいなので、50°F以下だと結構寒いね〜で、80°Fくらいにメモり合わせる的な。超適当です。(今調べたら80°Fって26.666℃じゃん!超的確じゃん!)
今車の免許の筆記の勉強中なんだけど、もうこれは覚えるしかないので、実際何キロ(km/h)で何センチ(cm)なのか分からず勉強してます・・・いいのかこれで・・・。
あとお金、これはもう覚えられないと思う。最初の頃はこの小さいのが10セントで、こっちが25セントで、クオーターセントって言われたらこれで、ダイムって言われたら小さい方で、バックスはドルって意味だから〜とやってましたが、もうどこでもカード、カード使えない所なんて一カ所もない。
ちょっとこの単位に関してはしばらくかかる気がします。気が重いです。