アメリカで迎える終戦記念日

これまで日本人として基本的な感情のもと、終戦記念日を迎えて来た。
日本の教育やメディアの中で毎年この時期は広島長崎の原爆ついての情報や、第二次世界大戦、様々な情報や反戦平和への願い、戦争に関してのドラマやアニメなどが放映されて来た。私は私たちの世代なりの終戦記念日を、毎年迎えて来たわけである。


昨年自分に子供ができて、その子どもがアメリカ国籍を持つ。通常であればそれはただそれだけの意味なのだけれど、北朝鮮とアメリカ、北朝鮮と日本の関係がここのところ緊張状態なこともあり、この夏私の心には思いがけず、核を唯一利用したアメリカという国と、唯一被爆した国日本という国の両方の国籍を持つ息子くんの将来の教育についての懸念・・・漠然とした懸念がモヤモヤと心に湧き上がって来た。

ハリウッドの核描写が日本人が思うより些末であるという認識の違いが教育にもあらわれそうな気がしている・・・。