虫と野菜

最近ESLのクラスの課題でやって波紋を呼んだ食生活の話などなど、色々あったのでメモ的に。

まず、ESLのクラスでは、先生の趣味なんだか偶然なんだか知らないけど、最近立て続けに勉強の中で食生活についての話題が出ました。一つはこんな感じ。

 A new United Nations report says that we should all eat insects. これつまり「国連が虫を食べた方が良いと言っている。」

日本にもある地域では蜂の子を食べたり、コオロギとかバッタ食べたりしますよね。なんかうまく説明できなくて、蜂蜜をつくる蜂を食べるなんて、酷すぎる的な事を凄く言われてしまいました。あと中国人がそれを聞いて怪訝な顔を向けて来たので「またまたまた〜〜Hey come on! You are Chinese! You eat everything!!」って言っときました。

課題となった文章の中では、「虫を食べるのは今の所発展途上国だけだけど、栄養価が高くて、環境にも虫を食べる事は良い事で、欧米人への教育と調理方法が今後の課題になるだろう」みたいな感じで、締めくくられていました。個人的に上から目線(つーか神視点)で言うと虫は確かに食べた方が良さそうではある。うん。良さそうではあるんだよね。でもやっぱ気持ち悪いんだよね。あの足が歯に挟まりそうで。(要するにこの先入観が問題な訳ですけど。)でも本当に単に慣れの問題なんだよね。魚だって相当グロいし、「羊の脳みそか・・・ウマそう」っていう心境に至っては経験のなせる技なわけですから。

先生がTEDで見つけて来たビデオが結構面白かったです。このビデオでは虫を食べる事が何故環境に良いのか明確に説明されていました。そんで心配しなくても結構喰ってた虫。



そしてもう一つ、Vegetarian diet reduces cancer risk. これつまり「ベジタリアン食はガンになりにくい。」みたいな事です。(英語で言う所のDietダイエットというのは"食"の事です。)

私が「てかさあ、ベジタリアンとかヴィーガンVeganってリッチピープルしかできないじゃん。」と軽い気持ちで発言したらば、みんなによってたかって「NO!」と言われてしまいました。「日本はねー特に東京は野菜がめちゃ高なんだよ。アメリカみたいに野菜が安くないんだよ。貧乏人は牛丼かマックのバーガー喰ってろつー時代なんですよ。確かに大昔は牛肉が高級品だったよ。それに日本は民族として宗教観が薄い上に豆類、豆腐とかあとは海藻をよく食べるという元々ヘルシーな食文化だからベジタリアニズムが根付きづらいんだよ。」と教えてあげました。または教えてあげたかったけどあまり伝わらなかった可能性が大。(こんな風に「日本ではね」、「東京では」、「日本人は」と、オレがオレがとガンガン前に出るのが英語クラスでの鉄則。じゃないと全然発言できない。)みんなNo!とか言ってベジタリアンはリッチじゃなくても出来ると言いつつ「オーガニックの野菜高いよね〜」とか言っちゃってんの。結局農薬喰ってたらあまり意味ないぜ。(アジア圏以外の人々は自分が矛盾した事を言っても全く気にしない。)

しかし、宗教に関係なくベジタリアンになるっていう感じが結構不思議な感覚でした。アメリカに住んでりゃまあそうなるかもしれないな〜とも思った。「え、卵?魚?食べるよ。なんで?アレは肉じゃないじゃん。」っていう常識が私にとってはなんていうか不思議?それで良いの?いいんだ。お、おう。みたいな。でも何か自分勝手で良いなとは思った。
あと、みんなに褒められようと思って食後にソイミルク飲んでるんだって言ったらまたもや「NO!!」の嵐(¯―¯٥)。なんでよ。あれ体にいいんちゃうんかい。「ソイミルクよりアーモンドミルクを飲みなさい!」だって。マジかよ。今アーモンドミルク来てるって知ってた?