アリゾナ旅行 9/13~9/16

ダンナさんの夏休みを利用してアリゾナへ3泊4日の旅行へ行ってきました。

旅行といっても10月に控える日本への一時帰国を前に、息子の初フライトと、旅行時の荷物の規模確認がこの旅行の主旨でありますので、あまり観光とかは考えず。幸いアリゾナにはダンナさんの伯父と従兄弟が住んでおり、これまた幸いなことに「部屋はあるからホテルなんて取らなくていいよ」というありがたいお言葉に甘えて、私たちとしては純粋に旅行の練習を行うことができました。はてさて0歳児の初フライトはどうだったのでしょうか。







結果的にフライトは行きも帰りも息子は素晴らしくおとなしく、行きは飛び立つ直前の加速で寝落ち、あとは特に着陸だとかなんだとか、驚いた様子も興味深い様子もなく、ただ何も気にしていなかった様でした。耳が痛くなるからオッパイをあげると良いとか色々聞きますけど、うちの息子に関しては特別対策は不要でした。横に座っていた女性や、CAさんに褒められましたよ(´∀`*) 
 さて、旅先で歩くことができない赤ちゃんは結構扱いが大変だということがわかりました。フローリングでも絨毯でもアメリカの場合基本的には床に赤ちゃんを置くのは難しいです。日本でもホテルでは床に置けませんよね。ベッドに置くことになりますが、ウチの息子は7ヶ月で寝返りをする、ハイハイする月齢ですので、ベッドに置いてもその場を離れたり目を離したりすることはできません。ハイチェアが用意されているわけではないので、基本的にはずっと抱っこです。食事中などはカーシートを持ってきてカーシートに座らせてました。どこかに留まっている状態では結構赤ちゃんの置き場所に困りました。多分赤ちゃんもストレスだったと思う。出かけてる状況より家にいる間がかなり大変でした。

ダンナの従兄弟は現在20代半ば、赤ちゃんがとっても好きみたいで息子をずっと抱っこしていてくれました。体も鍛えているので、赤ちゃんエクササイズにちょうどいいって感じでずっと高い高いしていてくれました。ダンナの従兄弟はニューヨークのマンハッタンで生まれ育った、日本語がペラペラなだけの完全にアメリカ人です。アメリカで生まれ育つ息子にとって、私たち両親はアメリカのことをよく知らない、英語もつたない頼りない親です。私たちにとっての故郷とは何がどう転んでも日本でしかないですが、息子にとって日本は親の生まれた国だろうが(このまま育てば)日本はよくわからないアジアの国でしかありません。成長するにつれ身近に息子の気持ちを理解できるのは彼以外にいない様に思いました。ちなみに彼にいくつか質問してみました。「Q: 日本に住みたいと思ったことある?」「A: 一回もない。」「Q: 日本語話せて得したことある?」「A: 一回もない。」「Q: 日本人の男子ってモテないじゃん。苦労した?」「A: 結構モテてるよ!」息子には彼を見習うよう教え込みます。

荷物の規模については、思い出すだけでも結構閉口します。息子用に旅行用のスーツケースを用意しました。面倒だったのは離乳食。離乳食が始まった息子には離乳食を作る用のお湯を入れるためのボトルと、お湯で溶かすタイプの離乳食(和光堂)、120ml用に個別にパックされた粉ミルク、ボトル、プラスチックの器とスプーン、洗い物のためのスポンジとボトルを洗うブラシ、消毒用のトラベルバッグなどが必要でした。自宅では赤ちゃんの洗い物はシンクの中に大きなボウルを用意してその中で完結させてるんですが、外ではそういうわけにはいかないので、かなり気を使いました。他にも色々、例えばオムツが荷物の大部分を占めるので、現地調達に変更、現地で出かけた時の持ち歩き用の荷物など、荷物の調整がかなり大変でした。

色々と神経をすり減らした練習旅行でしたが、本当に色々と理解できて良かったです。アリゾナは飛行機が降り立つところから、ワシントン州とは大違いの景色で外国に旅行に行った様でした。行ったことで増えた不安もあったけど、練習旅行としては収穫が多く、親戚を訪ねたという意味では本当に行って良かったです。