こんなに楽しかった本場アメリカのハロウィン!Trick or Treat! Happy Halloween!

過去の投稿にハロウィンの投稿がないか自分でも覚えがないので検索してみたところ、やっぱりハロウィンの記事は投稿したことがありませんでした。それほどまでにハロウィンって自分の中で全く興味のないイベントでした。パンプキンパッチ(Pumpkin Patch後述)にも何度か行ったことあるし、それなりにイベントとかにも行った事あるんだけど、行った記憶はあっても、そこでの記憶がほぼ皆無。それほどまでに興味のないイベント、それがハロウィン。近頃日本でも定着した感があるハロウィン=仮装して渋谷に繰り出し騒ぐお祭り。これはかなり興味ないわ。

批判的にも懐疑的にもならない、ただただシンプルに興味がないお祭り。それが私の中のこれまでのハロウィンでした。


なぜか考えたんですけど、実はお菓子を求めて近所を練り歩く記憶が北海道民にはあるんですよね。ローソクもらいという七夕のイベントで、浴衣に提灯を持ってローソクをくれないと引っ掻くよっていう趣旨の歌を歌いながら、近所を訪ねて歩いて、ローソクとお菓子を集めて歩くんですよ。当時はなんの疑問も持たずにやってたけど、今考えるとかなり謎。試しに函館出身のダンナにも聞いたら、やっぱりやっていたらしいw 歌は微妙に違いましたけど。今回息子くんと近所を練り歩き夫婦で久々にローソクもらいがフラッシュバックしましたw どんな記憶が呼び起こされたんだよっていうw

子供が生まれるまで全く興味の範囲外だったハロウィンは、他人が自分の自宅を訪ねて来るという「他者との関わり」という面で非常に面倒な印象がありました。
見知らぬアメリカ人が問答無用でうちに来るんだよ。しかも大体が子供だよ?めっちゃめんどくない?何それ超うざいって感じでした。故にアメリカに来てからは、ハロウィン当日は私達夫婦は他人の来訪を警戒し夜は必ず外に飲みに出てました。

今年は息子くんとアメリカで過ごす初めてのハロウィン(去年は日本に帰国中でした)、加えて家を購入してから初めてのハロウィンですので、こりゃ乗っかった方がいいよね。いっちょ気持ちを切り替えて存分に楽しんでいきましょうということで意識して準備してみることにしました。

Pumpkin Patch/パンプキンパッチ
ハロウィンの時期になると出現するハロウィン用カボチャの直売所。直売所って聞くとあんな感じかー(?)って思うかもしれませんけど全然違います!(勝手にw
巨大なオレンジ色のカボチャが畑一面!壮観です。これだけでかなりテンション上がる。畑じゃない場所にも一面にハロウィン用のカボチャが並んでて、例えばどこでも撮影していいよ〜って感じで撮影用の手押し車があったり、看板があったり、今風にいうとインスタ映えのオンパレード。
パンプキンパッチはハロウィン用のカボチャをゲットするだけではなく、子供や大人が楽しめるアトラクションが数多くあるのも大きな特徴です。私が行った場所では多分Pumpkin Patchの期間だけだと思うんだけど、広大な敷地に広大な公園が出現して、そこで子供達が大はしゃぎ。あと若者に人気だったのは結構な爆音でリンゴを的に当てるリンゴ砲w リンゴを撃ち落とすんじゃないよ、リンゴ弾を的に当てるのw 農家だからできるって感じだね。あれはなんなんだろう。圧縮した空気でリンゴを押し出してるのかな。あれが当たったら普通に怪我すると思うw 小さい子供達にはCow Train(トラクターに座席をつけて引っ張る)や室内の三輪車のレース場や小さい公園が人気でした。
もちろん場内はポップコーンやホットドックなんかのスナックのいい匂いが終始漂っていて、お祭り気分がすごかった。
カボチャはもちろん大小、様々な種類が様々な値段で売られてました。


Pumpkin Carving/飾り付け
ハロウィンといえばJack-o'-Lantern(ジャック・オー・ランタン)カボチャをくり抜いて作る提灯で、玄関前をジャック・オー・ランタンで飾り付けていると「来ていいよ」の合図という認識らしい。今年は私たちはカボチャを飾るのみで、実際にくりぬいたりはしなかったけど、この時期にはカボチャを削るツール(Pumpkin Carving Kit)がセットで5ドル以下とか安い値段でスーパーに売られていて、比較的簡単にできるみたい。近所を歩いて見ると、結構凝ったジャック・オー・ランタンみんな作ってたよー。来年は是非挑戦したいと思います。(今年は息子もまだ一歳でわからないこともあったけど、最大の懸念はやっぱり虫や動物が寄って来るのが嫌だったの汗)


Treat/お菓子
今年初めてのハロウィン、お菓子の準備をはりきった結果ちょっとイマイチ空振りした感じがあったお菓子の準備。というのも、せっかく来てくれたんだからたくさんお菓子あげたいじゃん〜ということで小さな袋にたくさんお菓子を詰めて、それをボンボンと渡して行こうと考えたんだけど、多分あげすぎたね。子供達は多分親の監視下のもと、本当にたくさんの場所をめぐるみたいで、大人が持つようなちょっとしたエコバックみたいな袋でそれをいっぱいにすべくありとあらゆる場所をめぐるっぽいんだよね。だから常に一箇所につきお菓子は1個。小さいキャンディでもチョコレートでも、訪ねた場所でたった1個のお菓子をもらってそれを何度も繰り返してバッグをいっぱいにするんですよ。効率悪くねえw? 私は一つの袋にチョコとかキャンディとか10個くらい入れて、さらに欲しい人にはステッカーや日本のお菓子もあげてました。明らかにあげすぎなんだけど、子供が喜ぶかというと、ヤツラはとにかくめぐるのに忙しいからもらったらありがとうもそこそこにすごい勢いで立ち去るわけで、特に喜ぶ顔が見れるわけではないのです。あとはめっちゃ戸惑うパターンw え、これもらっていいの、このシールなんですか。みたいなw あとは日本のお菓子は表示が読めないのでアレルギーの心配があるので来年から配るのはやめた方がいいかもね〜ってことになりました。


Trick Or Treat!Happy Halloween!
お店や誰かの自宅を訪ねてお菓子をもらうときは「Trick or Treat!(トリック・オア・トリート!)」お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!
お菓子を袋に入れて「Happy Halloween!(ハッピーハロウィン!)」Have a good night!とかTake care!と声をかけます。

仮装
仮装は今回は息子くんだけ。いろんなイベントに遊びに行って、来年は家族で仮装したらより一層楽しそうだな〜と思いました。
全員がバナナの家族とか、全員がスケルトンの家族とかかなり良かったよw

ま〜書ききれないほど、ハロウィンの前の週末のいろんな場所でのイベントとか、本当に自分の気持ちを「楽しもう!」に切り替えたら色々な楽しいことがありました。私が一番楽しんだかもしれません。でも浮かれているときほど気を引き締しめないと何か事故が起こるんじゃないかと心配もしてました。私たちの世代は日本人留学生がハロウィンに銃で射殺された事件を鮮明に覚えているし、どうもこちらでは大人は仮装する際に顔を覆い隠す仮装はNGとかのルールもあるみたい。

息子は夜更かしして、あちこちに歩き回って、たくさんの人がうちを訪ねて来て大興奮。ベッドに入るとすぐにコロッと寝てしまいました。また来年楽しもうね〜

息子くんの戦利品。まだチョコレートやらキャンディ食べたことないのにこれどうすんだ・・・。