ご無沙汰してます。

いつの間にか11月になってて驚くばかりです。
アメリカへ来て早7ヶ月ですか。東京にいたら毎日朝起きて仕事へ行き、飲みに行って帰ってくるという代わり映えしない毎日を半年でも一年でも続けてましたけれども、アメリカへ来て、免許を取ったり、車を2台買ったり、車が故障したり、ぶつけたり(ダンナ)何度も引っ越したり、まーいろいろな事が起こりました。何しろ買い物一つするのも初めての経験で、何もかもが物珍しく、時には手こずる事もありました。今もかなり手こずってるけど。いやーアメリカ来たら自動的に英語喋れると思ってたよ。

こちらには知り合いが1人もいませんでしたので、出会いもまた多くありました。
本当にたくさんの人と知り合って、同じ日本人としてほっと安心したり、日本とは違う文化の違いに驚いたりの連続でした。私個人では、ELSの夏クォーター(7/4~)からのクラスメート、秋クォーター(9/23~)からのクラスメートが新たな出会いとなりましたが、ダンナの会社の方々とも多く接する事があり、それもまた新鮮な出会いでした。

さて、この秋クォーターはライティングクラスも同時に取った私は宿題に追われる過酷な日々を過ごしています。そんなおり、ダンナの同僚に素敵なアドバイスをいただいて、勉強が何だかとっても楽しくなりました。その人は言いました。「英語が上手くなりたければもう一個他の言語も一緒に勉強すると良いよ。」つまり、英語だけを勉強していると、日本語だとこうだなあ、とか母国語との衝突が起きて、前に進むのが難しくなる場合があるけど、もう一言語一緒に勉強すると、その言語は第二言語であるところの英語で勉強する必要が出て来て、英語力の促進に繋がるんだよ。という理論らしい。車の免許を取る時に感じた、英語で別の何かを勉強するという、英語のその先感、わかります。というわけでスペイン語を勉強する事にしました。今は一生懸命自習中。NHKのスペイン語のラジオ講座や、ネットのスペイン語講座(これは英語で受けるので英語にもかなり効果あると思う。)あと何年かかるか分らないけれども、もしESLを卒業(私の英語力は現在レベル5です。レベル6を終了すると卒業ですが、夏クラス終了時の試験時点でレベル6にはまだほど遠い結果でした。)した暁には、今の大学のスペイン語レベル1を取る事を目標にしました。最近は本当に英語の勉強がしんどかったからスペイン語で簡単な単語を覚えたりするのが本当に楽しい。クラスにもたくさんスペイン語話す人いるし、(メキシコ、ペルー、コロンビアそしてスペインなど)目標を持って勉強する事が本当に大事な事だと最近気付きました。これはデカい。

この7ヶ月で英語力について進捗した実感は10を最高とするとおよそ2くらいです。客観的にはどうか知らないけど、自己診断では1.5か2、まあそんなもんです。事実、いまでもレジ、ウエイトレスにまごつく事は日常茶飯事で自分でも恐怖心があり、できれば避けたい。レジ、ウェイトレスは基本的に言う事がほぼ同じか似通ってくるので、攻略は難しくないにも関わらず、です。クラスメイトと話が出来るのは、相手もほぼ同じレベルで会話に挑んでいる事が分っているから、あとは英語話す場所っていう集中力もあるのかな。クラスでグループになって議論しろってなると自然にレベルの高い生徒が他を引っ張る形になるので、更に理解度は下がる、先生が言った事にみんなが一斉に笑う、何でみんな笑ってるかよくわからないという事は正直言って毎日の事です。ちなみに、ダンナの同僚さんたちと飲みに行く、パーティーに行くってなると、理解度は一桁%ですね。でもみんな本当に辛抱強く私の英語に耳を傾けてくれるし、思いやりを持って接してくれる人が多い。読み書きには時間がかかるけど、話すよりはまだまし。会話は本当に待ったなしなので、現れては消えて行く単語に耳を傾け続けるしかない。私よりレベルが上のクラスメートと話す時は時は、自分より多いボキャブラリーと、いわゆる訛りで理解は体感で30%に満たない感覚でいます。「何言ってるか分らないごめん」「いいのいいの」みたいなやり取りもしょっちゅうです。私は夏クラスのクラスメートとは本当にいい友達関係を築けたと思っていて、このクォーターには来ていないクラスメートとも、メールやテキストを通じて度々連絡を取り合ってます。会話よりはメールの方がじっくり話せるしね。

友達関係ってつくづく、相手を思いやる気持ちとか相手が好きであるっていう事なんだな~と実感しつつ、日本の友達の顔をひとりひとり思い出したりしています。

まあ色々面倒な事もあるけど、最近は大体こんな感じ。